香港人がわざわざ遠出をしてまで飲茶を食べに行く場所がある。
香港に住んでる人なら聞いたことはあるはず、川龍村に行ってきた。
旅行者はまずここまで足を延ばさないだろうね。
なんせ赤いMTRの終点、荃灣駅にまず行かなきゃいけない。
ここに行くのに40分くらいかかる。
終点といってもこんな感じ。この段階では決して田舎というわけじゃない。
けど、香港人からしたら田舎なのだそうだ。
昔ながらの質屋が良い雰囲気。どのくらいで買い取ってくれるんだろ。
少し街中に入ってバスを待つ。結構人がたくさん。80番ミニバスで行けるらしい。
下りたところにはプレハブの役所みたいな建物がある。
建物は低くなって、良い雰囲気。
これぞ香港の田舎という感じ。
こんな祠も
そして遠くに目的地が見える。川龍村には二件飲茶があって、バス下りたすぐのところと、
下ったところに一軒ずつ。
ここ。端記茶楼。
普通の家くらいの大きさしかない。座れなそう。
と思ったら、びっくり。
せまーい階段をのぼった上には沢山テーブルがあった。しかも見晴し最高。
だけどほとんど満席。この田舎で。
噂のポリバケツにはいった杏仁豆腐。シロップと黄粉みたいなのをかけて食べる。うまし!
一階にはいろんな飲茶が次々と並べられて、それをセルフサービスでとっていく方式。
普通に旨いレベルだけど、開放感ある場所で食べる飲茶は5割増しの旨さ。
とくにこのクレソンがここの名物らしい。クレソンって言ったらステーキに出てきて、
食べていいか迷うあれ。正直、おいしいけど、めちゃめちゃおいしいかといったら微妙。
健康によさそう
すぐ下にクレソン畑があるのだ。
香港で、こんな畑みたいなのを見る機会はまずない。
ビニール袋一杯で10HKDか20HKDくらいでその場で買える。買ってもどうする?
おなかいっぱいに食べて、最後におじさんが勘定してくれる。
どうやって計算しているのかはよくわからない。
一人250HKDだった。
週末はこんなところでのんびりするのもいいです。
ただ、行くのに結構時間かかるから頻繁にはいけないな。
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