香港、セントラルのど真ん中、フェリーターミナルのすぐ横に、しばらくの間特設のサーカステントがあった。
観覧車の隣に陣取ったこのテント。
ロマンチックな雰囲気は完璧。
サーカス的なショーが好きな僕。
急に行きたくなってチケットを衝動買いしていってみた。もちろん一人でいったなんて激烈寂しいことはないよ。
上から3番目くらいのチケットで一人1500HKDくらい(2万円)。全然安くないです。
それでもかなり後方の席だった。
この特設会場の雰囲気、悪くないね。
このサーカス、”馬”のサーカスというのが売りらしかった。
馬のサーカスはあまり聞いたことが無い。
馬を使ったサーカスって、よくあるのはアクロバティックな乗り方をするやつだよね。
馬の上でひっくり返ったり、ジャンプしたり。
実際、その芸がこのサーカスのメインであることは間違いなかった。
だけど公演時間はだいたい2時間。長い。
正直な感想。メインに行くまでの芸がただの時間稼ぎにしかみえない。
馬は他の動物と違って、上に人が乗っていないとあんまり言うことを聞かない。
ほとんどすべてがグダグダになる。これは準備不足が原因だろうか。
カウボーイの縄を使った芸とか、黒人の身体技とか、よくありがちな長い布を使った空中芸とか、玉乗りとか、
馬がメインのサーカスで、こういったどこかで必ず見たことがある演目は、存在意義がわからない。
時間稼ぎと馬が言うことを聞かない分の調整にしか見えない。別に高い金払ってみるほどのもんでもない。
全体的な舞台の雰囲気は、音楽と光の演出に合わせて目の前を綺麗な馬がをぐるぐる沢山走っている、といった感じ。
馬が走っているのを見るだけで興奮できるなら、十分楽しめるだろう。
だけど、なんだろうね。
この大したことなさは。
あ!!とか、うわ!!とかすげー!!みたいなシーンがほとんどないんですよ。
これなら、広州の長隆パークにあるサーカスのほうが5倍くらい良くて値段が10分の1だ。
もう公演期間終了近くで、出演者たちもダレてきてるんだろうか。
少なくとも値段とパフォーマンスが見合うものではなかった。
確かにこれだけたくさんの馬を持ち運んで移動するのにはお金がかかるだろうけど。
なんとなく、馬がいるだけで高貴な雰囲気が醸し出される。
そして高めの値段が取れる。
これがCavailaのビジネスモデルなのかもしれない。
Cavaliaはシルクドソレイユの共同創設者が作ったサーカス集団で、全世界の講演の歴史は10年以上と長く、
400万人以上を導入してきたらしい。
シルクドソレイユとよく比較されるらしいけど、完成度のレベルが違いすぎでしょ。
いくつかの繋がりのない演目が続いていく三流サーカス、を馬をテーマにしてお洒落な感じに誤魔化したものがCavalia。
客観的に振り返ってみても、二度と行きたいとは思わない。
馬はやっぱり見るより自分で乗るほうがいい。
この観覧車、一度でいいから乗ってみたいなぁ。だれかアラサーとのってくれる人いないかな。
一説によると4周するらしい。
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初めて訪問します。
あみと申します。
香港には行ったことが無いのですが
いつかは行ってみたい都市のひとつです。
しかし、香港を訪れた際には
Cavaliaだけには気を付けます。
がっかりなショーで残念でしたね。
また訪問します。
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>あみさん
コメント有難うござます!
あんまりコメントしてくれる方がいないのでとても嬉しいです。
是非、香港に遊びに来てください。
香港はなんだかんだやっぱりいいところです。
Cavaliaそうなんですよー。
実は香港人の女性と行ったんです。
彼女はサーカス初めてなのにも関わらず、
リアクションがイマイチでした。
単純にそういうショーだったからです。
そのあと微妙な雰囲気になりました。
デートを後押ししてくれないサーカスです。
まあ、僕の実力不足の言い訳ですね!