身も心も奇麗になろうとしているマカオ


かつて、カジノといえばタバコの煙がもくもく充満していて、怪しさまんまん。
そんな雰囲気が好きだったヒロですが、
今ではすっかり禁煙になって、カジノはクリーンな遊び場になりました。
一方で、カジノの収入が激減しているという話を聞きます。
観光客は決して減ってないどころか、増えてるのにです。
その秘密についてはこの記事で紹介されています。
観光客増なのに収入減? マカオの“謎”に迫る
ようはマカオで、お金をチップに換えてしまえば、どんな汚い金も、
再換金いた際に奇麗さっぱりクリーンなお金になって戻ってきます。
それを利用していた官僚や党幹部がたくさんいました。
でも、中国が不正に対する規制を強化し、資金移動を監視するようになりました。
それで、悪者達がVIPルームでお金を洗うのを敬遠するようになったそうです。
マカオからしたら、お金の稼ぎどころが無くなって残念ですが、
もともと不正から生まれているお金なので、
規制されても仕方がないですね。

こうやって、清く正しくなっていくマカオを見ると、
着実に中国は先進国への階段を、制度面からも登ってるなと思うわけですが、
やっぱりカオスなところが中国の魅力であったのも事実。
悪いものに郷愁を抱くのは間違っていますが、やっぱりちょっと寂しいですね。


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