ビクトリアパークのイモ洗いプールはオシッコまみれ


綺麗な外観。
ビクトリアパークの中に、屋内プールがある。
コーズウェイベイ側から入って、ずんずん天后の方に歩いていく。


そうすると突きあたりにこのプールがある。

何に使うのか良くわからないこの渦巻きがプールへ誘う。

日によっては使えない時間帯もあるので要チェック。

入場料は平日17HKD、週末19HKDととても安い。
香港に住んでいて、こういった公共施設の恩恵を享受しないのは勿体ないよね。
一般市民の健康促進に貢献していることは間違いない。

来るときは、絶対に5HKD硬貨を忘れてはいけない。
持っていなかったらその時点でアウト。
ロッカーの鍵がかけられないから。
そして、残念ながら5HKDを両替してくれるようなサービスは無い。
この時点で5HKDを忘れ、それでもプールに行きたかったら、
その辺のおじさんに泣く泣くすがりつくか、荷物をあきらめるか、一旦引き返すかしかない。
来ている市民たちはそのルールを熟知している。
必ずプールに来る前にお財布の中身をチェックしている。
着替えて、荷物をロッカーに入れ、シャワーを潜り抜けたらプールだ。

ここには二種類のプールあり。
一つは、浅い25mプール。
もう一つは2mまで深くなる50mプール。
どちらで泳ぐにしても、覚悟すべきこと。
まともに泳ぐのは大変。
なぜなら、人が多すぎるから。
夏場は人が特に多いように思う。
みな考えることは同じだ。
たとえ広大な50mプールであっても押し合いへしあい、けり合い、叩き合いながらクネクネ泳ぐ羽目になる。
それが嫌だったら、開館と同時に行くのが良い。
さらに厳しいのは25mプール。
この子供の遊び場は、水が濁りすぎていて、もはやゴーグルをつけていても視界は30cm程度しかない。
ちょっと舐めるとショッパイ。
キッズたちが我慢もせずに垂れ流しているだろうションベンや、みんなの努力の汗が高濃度に混じりあった人体のエキス。
一口エキスを飲むと、その複雑な味に動揺が収まらない。
みんなの体温で、湯は人肌のぬくもり。
濁り湯を最大限楽しみたければ、閉館近くに来るのがベスト。
正直オシッコプールで泳ぐのはガンジス河で泳ぐのと同じくらい勇気が必要。
でも安い。便利。屋内だから日焼けもない。
水をきれいに保つのって大変なんだなってことを勉強できる。
あまりある魅力がここにはあります。


2件のコメント


  1. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    こんばんは。このブログを少し前に見つけて読んでいたのですが、今回の記事がどうしても素晴らしくて、とうとうコメント入れてしまいました。
    読みながら笑ってしまいました。
    舐めてみたんですか?
    きっと、オシッコプールの魅力を語れる人間は人生をディープに味わう事もできるのでしょう。

    返信

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    aoiさん
    コメント下さり有難うございます!
    笑って下さったと知って、ブログ書いてた意味も多少あったなーと嬉しく思っています。もし、気が向いたらまたコメント残して下さいね。
    プールの水ですが、
    舐めるどころか、がぶがぶ飲んでますよ!
    泳いでるとどうしても口に入ってきちゃうんですね。

    返信

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