香港のレストランには箸が二つある


よくみんなで食事に行った時に取り分けてくれる人が、箸を逆さまにして持つところで、
料理を掴んでいるのを日本で見ることが無いでしょうか?
僕はあれが嫌いです。
だって、めちゃめちゃ汚いし、なんで反対側で掴んでるのか全然理解できない。
だったら箸をもう一個頼めばいいのにどうしてそんなことをするのか。
結構たくさんの日本人が無意識にあれをやっていると思います。
日本文化の一幕です。
香港はその点素晴らしい。
レストランに行くと箸が二つあります。
ようは、料理を取る用の箸と、自分が食べる用の箸です。
こんな国は他に見たことないです。
これはみんなでテーブルの料理を取って食べる中華料理の文化と、
洗練された香港人の感性が生み出した素晴らしい解決策。
では、白い箸と黒い箸。どっちが取り用でどっちが自分用なのかな。
ここで間違えるとあとあと窮地に立たされるので慎重に香港人がどちらを選ぶのか伺います。
しかし、イマイチ統一されていない。
どっちが自分ようなの?
と聞いてみたら、
うーん、白かな?黒かな?という芳しくない回答。
そこまでは香港一律決まったルールはないようで、
その箸の醸し出している雰囲気から判断している様子。
これ、結構日本人には難しくて、意識して使ってないと、取る用でいつのまにか食べてたり、
食べる用でついつい取ってしまったりしています。
そんな時は、周りを伺い、気づかれていないことを確認してもとの役割に戻します。
香港で食事をする時は、箸を逆さまにして取り分けたりしないよに注意!


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