マカオのカジノ収益が減収となった理由

奇跡の島、マカオ。
カジノの売上げはラスベガスを超えて世界一。
政府のカジノ収益は1兆円を超えるという。
しかし、その成長にも陰りが見えてきた。
昨年度のカジノ収益はついに前年割れをしたそうだ。
その理由について勝手に想像してみる。
①中国の成長がほんとうに鈍化しつつある
カジノの金のほとんどは中国人が落としているので、中国の景気にマカオはもろに影響を受ける。
中国のGDP成長率は下落傾向にあるものの依然として7%をキープしている。
しかし、これは国民の不満が爆発するのを抑えるための政府の嘘で、
本当はもっとずっと下、貸出金利ギリギリなのではないかと言われている。
中国人の羽振りは実際悪くなっている!?
②中国人がお金を全部つかっちゃった。
カジノで大遊びしたので、もうほとんど使い切ってお金がスッカラカンになっちゃった?
③中国人が負けたのに懲りて、カジノをやめちゃった。
中国人の賭け方はハンパ無い。どうしてこんなに金持ってるの?
というくら一桁も二桁も違うかねが、みすぼらしいジャンパーから出てくる。
だけど、カジノの勝負の仕方も知らない。
だいたい、際限なく賭けまくって最後は全部無くしてかえる。
この負けに懲りてもう来なくなちゃった?
④むしろ中国人が賢くなっちゃった?
散々負けたあげく、ついにルールと正しい遊び方を会得。
負けなくなったので、カジノが大稼ぎできなくなった。
実際カジノは確率ゲームで、カジノ側の取り分は数パーセントなので、
一気に賭けて有り金全部使うようなやりかたをしなければ、負けないのだ。
軍資金以上のボラティリティで戦うと大抵資金が底をついて負けることになる。
ただ、負けない賭け方をしてるとつまらない、、、、、
どれも正しいような気がするし、正しくないような気もする。
ただ、僕は、確実な正解にたどり着いた
それはこれ。

何を血迷ったか、中国で生計を立ててるくせに、そして今更、マカオはクリーンな島を目指し始めたのだ。
バーも、サウナも、カジノも、マッサージもどこもかしこも完全禁煙が2015年1月1日から始まった。
そもそもこれは昨年あたりから段階的に始められた。
始めは禁煙スペースと喫煙スペースが分けられた。
おなじだだっ広いホールのなかで、真ん中を隔てて、禁煙と喫煙がわかれていたこともある。
こっちのルーレットではタバコが吸えるけど、あっちのブラックジャックではタバコが吸えない。
なんてことが発生し始める。
そして2015年から日本みたいに狭い喫煙スペースにスモーカーは閉じ込められることになった。
サウナでもタバコが全く吸えなくなった。
しかしですよ、カジノとかに行って金を使う中国人の90%はタバコを吸う。
金を落としてくれる中国人のおっさんたちを叩き出して、いったい誰にカジノをさせようというのだろう。
カジノと、ゆらゆら流れる煙は切っても切れないものがある。
二つ合わせてカジノであり、賭け事をしている時の精神安定剤としてタバコは切ってもきれないのだ。
そんな迷走を始めたマカオだけど、さっさとクリーンなんてものが馬鹿げたことだと気づき、
自分自身を取り戻して、また夢の島を目指して邁進して欲しい。
帰ってきてくれ、マカオ。
なんたってクレイジーなところが良いんじゃないか。
クリーンじゃないからマカオは特別で、それが夢の島である条件なんだから。

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