黄大仙という寺はたぶん香港で一番有名で、観光ツアーには大抵含まれている。
おみくじみたいなのを熱心にゆすってる人たちがいる。
ペンたてをふって中に入っている鉛筆を一本落とすイメージ。
その一本がその人の運命を決めることになる。
そんな黄大仙の観光客用大駐車場を無視して迂回して、ずんずん上に行くと、
慈雲山という住宅街になる。
さらにそこをずんずん通り過ぎて、山を登っていく。
こういうの、なんかわからないけど、いいね。
途中、寺への道あり。ここはスルーしちゃったけど、いつか行ってみたい。まあ、いかないか。
上にいくとサッカーボールがある。
この辺の道は車も走ることができるけど、こんな場所までタクシーがくるはず無いので、
基本、個人所有の車とかバイクじゃないと来れない。
だから、この夜景スポットは、香港で車とかバイクを持っている人の特権なのだ。
ということで、カップルで夜景を見に来ているひと、
普段はみかけないバイクサークルの兄ちゃんたちと結構会う。
夜景は、なんとなく悪い雰囲気が立ち込めていた。
煙がかってぼんやりみえる街も、なんとなくファンタジックでいい感じ。
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