もはや、ただの旅行者のためのみやげ物売り場と化したナイトマーケット、廟街またの名を男人街。
沢木耕太郎の深夜特急を読んだことがある人なら、
かれがアジア随一と愛してやまなかったこの廟街に憧れたことだろう。
僕は、初めて訪れたとき、あまりに深夜特急の世界と、現実が違いすぎて、ここが本当に廟街であるとは、信じられなかった。
間違えた場所に来たものだと思っていた。
そんあナイトマーケットだけど、日本にはそういう場所はないし、
たまに訪れると売られている商品も様変わりしていてそのとき流行のもの(のパクリ)が売られていて面白いので、
友人がくると僕は積極的に訪れる。
Iphoneのイヤホンに、最近映画で流行のやつ。名前は知らない。
ここで定番のお土産は、さまざまなキャラクターの形をしたUSBメモリスティック。容量も16GBとか32GBとかある。
この時計。Qulmとかいう中国メーカーの製品らしい重厚感のあるつくりが普通にカッコいいと思った。
まじめにこれをつけてたら恥ずかしいけど、おしゃれ時計としてたまにつけるくらいならいい。
と、200HKDで衝動買い。
この数日後、この時計はバンドが千切れて使いものにならなくなる。バンドがちゃち過ぎて破けるなんて想定の範囲外。
占いが集まった一画もあって、女性が結構待っていたりする。英語を話せる人もいるので、思い出にやるのも楽しい。
一本、200円弱のネクタイも、細身のものが売られていて、今風のデザインで普通に使える。
ナイトマーケットは常に進化している。これも5つまとめて100HKDで衝動買い。
灰皿って結構お土産に良いと思う。
廟街、一番終端は、野菜とか果物を売っている。大きなショウガを発見。なぜか心惹かれる。
最後にはあれ、ココナッツジュースみたいのも売ってるけど、個人的には美味しくもなんともないので、
のどが渇いてもここで買うのはお勧めしない。