眠れない夜は、、、ワンチャイのナイトスポットってどうなってるの?


香港に来たばかりで、友達もいなかった頃。
どうしても夜にさびしくなったときは、ワンチャイに来た。
別に特に何がしたかったわけでもないけど、なんとなく酒が飲みたくて来た。
若い人は基本的にワンチャイにはあまりこない。
ここは、おしゃれでもなければ、素敵な女性との出会いが期待できるわけでもない。
大して盛り上がっているわけでもない。
ここにくる人種は大体決まっている。白人のおっさん、おじいさんだ。
ワンチャイには初老の白人おじさんたちが集まってくる。
白人のおっさんたちは、ゴーゴーバー的なアジアンな雰囲気が好きなんだろう。
ここには、ぼったくりゴーゴーバーが数軒並んでいる。
カーテンで隠された先にあるのは、ポールのついたお立ち台と、その周りにいす。しなびたバー。
僕はリスクを承知で一度入ってみたことがある。
ビールは10~20HKDと非常に安い。
大して可愛くもないフィリピン人が適当ーなポールダンスをしたかと思うと、
すぐにサービスの交渉に入る。
設備内でするか、外にでるか、いろいろ段階的にコースがあるらしいけど、だいたい1500HKDくらいだったと思う。
酒を飲んで楽しめる場所ではなく、勧誘を振り払って外に逃げるので精一杯だった。
何もしらないでそういったバーに入った香港新参者たちからは、5万円、10万円ぼったれたという話を聞く。
そいつらが、中でどういったサービスを受けていたのか、僕は知らない。
そんなゴーゴーバー以外にも、ワンチャイにくる価値はある。
まず、フィリピン人ライブバンドで店が常にギュウギュウ詰めの、アマゾニア。
ここでは、フィリピン人女性の気合の入った歌にのって、白人のおじいさんと、
買ってくれるのを期待しているフィリピン人のおばさんたちが、ノリノリで踊っている。
そして、エスケープというクラブ。
ここはそこまで混んでもおらず、ライブミュージックもあり、個人的には好きな場所だ。
たくさんの立ちんぼたちが集まってきて、声を掛けられるのを待っているが、
彼女たちは店に一応登録されているらしい。その証拠にアマゾニアにいるよなおばさんフィリピン人はあまりここにはいない。
タイ人やら、聞いたこともないような東欧から来た女性やらがたむろしているけど、結構奇麗な人達がいる。
1500HKDくらいで大体持ち出しができるらしい。
そういう目的のホテルもその周辺にはあるとのこと。

しかし、そんなことを目的に来る必要があるのは、普通の女の子たちに見向きもされなくなったおじいさんだけだ。
そこそこの年齢で金があれば、ランカイフォンで一般人の女の子たちを口説くことができる。
ワンチャイで飲む醍醐味はそんな白人おじいさん達が元気に踊ってフィリピン人おばさんを口説いているのを見ながら、
ライブミュージックに耳を傾けて、ビールをちびちびやること。
そうして、おじいさん達から僕は元気をもらうことができる。


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