水上レストラン、ジャンボです。
この豪華絢爛さ。趣味の悪いけばけばしさ。
まさに中国、香港って感じです。
逆にこのためらいのない、これでもかってくらい金ピカなところが僕は好きです。
香港に住んでいる人なら知らない人はいないであろう、
アバディーンにあるこの水上レストラン。
観光客向けで、値段も高いからとみんなあまり足を向けません。
でも、せっかく香港にいるなら一度くらいは行ってみないと、
香港を語れませんね。
ジャンボはその名の通り水上にあるので、渡し舟で行かなきゃなりません。
渡し舟は無料で、定期的に往復してます。
この面倒くささが逆に気分を盛り上げてくれますね。
乗り場は二か所。アバディーンにあります。
タクシー運転手にジャンボキングダムと言えば大抵連れて行ってくれます。
渡し舟に乗って、だんだんと近づいていきます。
水面に映った光が幻想的できれいです。
店内の様子。雰囲気はゴージャスな感じです。若干空いています。大丈夫かな。
日本人含め、旅行客が多いですね。やっぱり。
そもそもコンセプトが地元民向けじゃないし。
奥では中国の宮廷ファッションに着替えて写真も撮れちゃいます。
この日は、一人15000円くらいのコースを食べました。
ジャンボの自慢料理は活きたエビの酒蒸し。
その場で調理してくれるために、エビと盆が運ばれてきます。
生きたエビに酒を注いで火をつけちゃうという何とも残酷な料理。
シャッターチャンスは逃せません。
出来上がると、なんともただのエビ蒸し的風貌。
だけど、味はやっぱり新鮮で美味しいです。
これはツバメの巣のスープ。
ツバメの巣って食感を楽しむもの。それ自体、味はほとんどしません。
高いものを食べることで高級な雰囲気を楽しむものといってもいいかもしれません。
まさに中国らしい食材。
しっかりしたサイズのアワビの姿煮が出てきました。
食べ応えがあってとても美味しかったです。
カニ肉の揚げ物。
ホタテとセロリの炒め物。こういうのがさっぱりしていて地味に美味しいです。
炒飯もエビがたっぷり。
デザートも食べてフィニッシュ。
かつては高いだけで全然旨くないと言われていたジャンボですが、
数年前に改装されて料理も一新されたらしく、決して味は悪くありません。
値段も超高級店ほど高くは無いし、雰囲気もフレンドリー。
ジャンボを悪くいう理由は全く見つかりませんね。
でも、そもそも水上レストランというコンセプトなんで、
なかなか旅行者と一緒じゃないと来ようという気持ちにならないのが難点ですね。
そして、いかんせんやっぱりアバディーンは遠い。普段来る理由もありませんし。
帰りは、アバディーン市街に向かう渡し舟に乗りました。
そっちの方が少し長い船旅を楽しむことができるし、
何よりタクシーが捕まる可能性が高いためです。
ジャンボ正面の船着き場は、街からちょっと離れているため、若干タクシーがつかまるか不安があります。
水上レストラン。
また機会があれば来たいですね。
僕は好きです。
水上レストランジャンボ 公式ホームページ