アモイ旅行 18 アモイのお洒落イタリアン

きっともう戻らないと思うと、どんな場所も良い場所に見えてくる。

6日目、最終日。昼過ぎの新幹線に乗る前に、筼筜湖の北、筼筜路に行った。
そこは、お洒落なカフェやレストランが並んだ道だった。
やっぱりアモイは中国の他の街とはちょっと違ったことを最後の最後に知る。
一つの側面しか見てないと誤った印象を持ってしまうことが多い。
僕たちは旅行先のことをほんの数日居ただけでああだこうだ語ってしまうけど、たぶんそういうのおこがましい。
でも逆に、じゃあ何日いれば語っていいのかという話になると、これまた自信がない。
人は自分の世界でしか生きていない。
たとえば香港は小さいから歩きまわるのは簡単だ。
でもそこには幾層もの重ならない人生が並行して存在している。
それぞれの人生は全く違い、その世界観も多分全然違う。
そう考えると、自分の意見を自信を持って言えなくなる。
湖畔沿いの道は落ち着いていた。


並んでいるレストランの中でも評判のよさそうなイタリアンを選んではいる。


Buona。
一軒屋のレストランはとてもお洒落。

ベランダの席に座って、昼間っからワインを飲む。こんな時間を過ごすことができるならアモイは悪くない。

料理もとてもしっかりしていて、本格的だった。



出てくるのがすごく遅くて、新幹線乗り遅れるんじゃないかと冷や冷やしたけど。
Buona- TripAdviser

アモイ駅。

新幹線の駅は新しく作られているからとても綺麗で、もはや日本と遜色ない。

ホームも綺麗。

出発した列車はあっという間に深センまで僕を連れ帰ってくれた。

14時間近くバスに揺られてようやくたどり着いたアモイ。
新幹線だとたったの4時間。

新幹線は深セン北駅に到着する。
そこから電車に乗っても帰れるけれど、帰りはバスが楽ちん。夕方6:15まではバスが出てる。

バス停が新幹線駅のすぐ横にある。

香港までは60RMB。電車で帰るのとほとんど変わらない。むしろ電車より若干安いか。

ちゃんとしたバス。でもこういうバスって社内読書灯が点かないのだけは直してほしい。

一度バスを降りて、深セン湾口岸のイミグレを抜け、また向こう側でバスに乗り直して帰る。
この乗り換えはちょっと不安だけど、何とかなる。

今回のアモイ旅行は急がず、焦らず、のんびりした旅だった。
始めは金門島に行きたかったのだけど、結果的には行かなくて正解だった気がする。
やっぱりもう、旅行に行って疲れるのが嫌なアラサー世代の僕。
比較的時間に余裕をもってリラックスできる旅のほうが症に合ってきた。
でも、、、中国でリラックスできるようになったら、どこにいってもリラックスできる気はする。


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