香港に久しぶりに戻ってきてみて、好きだった宿は消えていた。
Mojo Nomadも、Campus HKも、もうない。
安くてノマドできるゲストハウスが香港から消滅した。
また改めて宿探しを始めた。
昔と変わったところがある。
昔は、低予算で快適に滞在することに特に重きを置いていた。
今は、快適に仕事をすることを重視して宿を選ぶようになった。
夜、遅くまで仕事できる環境が欲しい。就寝時間とかがあっては困る。
ドミトリーは厳しかった。
ドミトリータイプの宿であっても、Mojoのように共有スペースで作業ができれば良い。
しかし、土地建物が高価な香港にあって、共有スペースが充実している宿はほとんど無い。
2023年1月現在の相場観で言うと、ドミトリーベッドなら100HKD〜250HKDで確保することができる。
300HKD出せる予算があるなら、場所さえ妥協できればホテルが見つかるので、デスク付きの個室を借りた方が良い。
ドミトリーでコロナにかかるのも嫌だし、
これからしばらくはあんまり安宿を攻めることはなくなると思う。
そんな、Desk seekerの僕が見つけた宿がこちら、Weave Living。
ここは、基本的にはサービスアパートメントに近い。しかし、ウィークリーでも利用できる。
ゲストハウスと、サービスアパートメントの中間のような施設である。
共有のリビングスペース、テラス、キッチン、ランドリー(ゲーム台付)、ジム、会議室などを備えている。
バスルームが共有になっている比較的安めの部屋が9000HKD/月〜
バスルームも個室のシングルルームが12600HKD/月〜
ダブルルームは1週間から借りれることができて、1泊550HKD程度。
最安値のホテルに比べると少し高い。しかし、その差額分の価値はあると思う。
個室は、シャワールームとトイレが別。
香港ではこれは特筆すべきことである。
全体的に清潔感が素晴らしくて、滞在していて気持ちがいい。
共有スペースがあるのも楽しい。出会いを求める人には、新しい友人を作ることも可能だと思う。
決して安い宿ではないので、滞在している人の民度も高い。
総じて、とても居心地の良い宿だった。
場所もとても便利で、Olympic駅へは徒歩5分、Mongkokへは徒歩10分程度で行ける。
1ヶ月まるまるここに滞在すると、15000HKD/月かかる。今の日本円では約30万円。
住むとしたら高いけど、短期の滞在で、ホテル滞在することを考えたら、まあ妥当な値段ではないだろうか。
少なくとも香港ではこれくらい払わなければ、まともな住環境を手に入れることはできない。
唯一、難点は、リネンの交換サービスがないこと。
ベッドシーツ、ベッドカバー、枕カバー、タオルなどを交換したければ、
館内のランドリー(洗濯と乾燥で45HKD)を利用して自分で洗わなければならない。
だから、おすすめは1ヶ月以上滞在するか、1週間かのどちらかかなと思う。
1ヶ月以上も滞在を約束したくない僕としては、1週間程度で宿を決めるくらいが今はちょうど良い。
1ヶ月単位での契約になるサービスアパートメントは使えないので、選択肢が限られる。
1週間で予約できるWeaveにまたリピートすることになりそう。
総合得点 | |
立地条件 | |
施設充実度 | |
清潔度 | |
サービス | |
コスパ |