香港は基本ボーダーツーリズム

今、日本ではボーダーツーリズム(国境観光)に注目が集まっているらしい。
ボーダーツーリズム:人気、国境が観光資源
飛行機で海外旅行をするのはあまりにも普通のことになってしまった。
今では2万円も払えば韓国、中国、台湾と海外旅行ができる。
香港もツアーを利用すれば3万円程度で観光旅行が可能だ。

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海外旅行に行ったことが無い人って日本はどのくらいいるんだろう。
ちょっと古いがこんな記事があった。
【遊び】20代の海外旅行経験者は6割。未だ海外に行っていないのは男性の方が多い。
2009年で20代の3割くらいのひとが海外に行ったことはないらしい。
男性だとほぼ5割だ。
2009年からそんなに変わってはいないはず。
やっぱり女性は旅行が好きなんだな。と思うけど、男子のこの内向き志向はどういうことだろう。
自分の感覚では海外とかもう空気のように慣れ親しんだもので意識しないくらいと思ってたけど、どうやらそうでもないらしい。
日本人が英語をしゃべれるようになるのはまだ先のようだな。
まだまだ英語がしゃべれればモテるのは変わらなそう。
いちおう飛行機で海外旅行はありふれたものだということにしておいて。
だけど、海外旅行は何も飛行機だけではない。
船を使ってロシアや韓国、台湾に行くことができる
船で海外ってなんか旅情があっていいよね。
香港はご存知のとおり、あまりにも土地が狭いので国内旅行という概念はない。
香港人にとって旅行=海外旅行だ。
陸路でいけるところで、一番気軽なのはやっぱりマカオ。
セントラルのフェリーターミナルからフェリーに乗ればたった一時間でマカオに行くことができる。
香港人の中は家族で週末にマカオにいって、ギャラクシーやらベネチアンやら仰々しい名前の、
カジノのおかげで格安の高級ホテルに泊まって優雅な週末を過ごし、リラックスする人が結構いる。
ギャラクシーなんて、ホテルのなかに人工の海岸があって、まるでリゾート気分を味わえてしまう。
それから、香港人は中国人のことを嫌いだから好んで行かないけど、
1時間も電車に乗ればそこは中国だ。日本人は結構中国に電車に乗って遊びにいく。
深せん、広州、ドンガンなどなど。
そこに行けば急に英語が全く通じなくなって中国語が飛び交い、薄暗くて辛気臭くなる。
中国の独特の雰囲気は面白いし、やっぱり物価がめちゃめちゃ安い。
深せんはナイトライフがめちゃめちゃ安いらしくて、夜だけ遊びにいく人も結構いるらしい。
それから、違法だけど日本人向けに格安DVDが大量に売っているからそれを目当てに行く人もいる。
オーダーメードのスーツも2万円くらいでかなり上質なものが手に入るという。
それは是非一度試してみたい。
なんとなく億劫で香港に来てから一度もスーツは買ったことがない。
ちなみに国際的には香港もマカオも台湾ですら中国なんだけど、
香港人は香港を中国とは断固として認めたがらないし、中国に行くには入国、出国をしなきゃいけない。
マカオも入国、出国が必要だ。
だから香港人にとっては中国もマカオもまだ海外の感覚だ。
一応頭では自分たちは中国の一部であるとわかっているんだけど。
僕の友人には日本には何度も行ったことがあるのに中国には一度も行ったことが無い50代のおばちゃんもいる。
怖いから断固として行きたくないのだそうだ。
香港人は中国と日本のどちらの国に属することを選びますかと聞いたら間違いなく日本を選ぶだろう。
深せんとか広州のこともこれからこのブログで紹介していきたい。
今の目標は桂林に行くことだ。
あの、山水画で有名な、無数の奇山がそびえるところを川くだりできる桂林だ。
飛行機じゃなくて是非、バスか電車で行ってみたいんだけど、ちゃんとスケジュールどおりに行ってこれるか心配で、
なかなか挑戦できていない。
夜発のに乗ればなんとか朝に到着できる距離なので、陸路で行けるぎりぎりの範囲なのだが。
まとまった休みがとれたら頑張ってみよう。




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