世界最大の水族館 珠海長隆海洋王国


香港から日帰りで行けるところに世界最大の水族館があります。
海洋公園じゃありません。
海の生き物たちの国、海洋王国です。
海洋王国は中国、珠海にあります。
そこが一つの国ですが、中国のパスポートがあれば行くことができます。
海洋王国に行くためにはまずは珠海に行かなければなりません。

珠海にはチムシャツイにあるChina Ferry Terminalから直行便のフェリーが出ています。

割と古いオーソドックスなフェリーに乗ります。
片道220HKD(3000円くらい)、往復で360HKD(5000円くらい)。
70分くらい揺られていくと珠海の九州港に着きます。

中はこんな感じ。

珠海へのフェリーは思ったよりも混んでます。
満席にはめったにならないと思うけど、できるだけチケットは事前に買っておいた方が良いです。

到着した九州港の様子。もうここは中国です。
場所的にはマカオの近くです。
なのでマカオ旅行している場合は海洋王国にはさらに行きやすいです。

ここからさらにバスに30分くらい乗らないといけません。
バスは九州港から乗れます。片道50HKDくらい。

あいにくの雨。でも魚たちが待つ海洋王国に行くのに雨を気にしてちゃ始まりません。

ほら。すぐ対岸には手の届きそうな近さでマカオが見えます。ここが珠海。

まずバスが到着するのは、度肝を抜かれるセンスのホテル。
ペンギンホテル?見るからに寒そうです。

海洋王国の入り口には、どでかいマンタがお出迎え。
ラスベガス顔負けの巨大ディスプレイがお腹についてます。

さっそく無数のクジラたちに出会えました。

CGかと思ってましたが、ほんとにあります。
あのジンベイザメのはく製。
ものすごい存在感で鎮座ましましています。

早速行くのはセイウチ山。

あ、こんなところに人間乾燥機が!
なにより有料なこの機械を本気で使っている人がいるのにびっくりです。

向こうにそびえるのはセイウチ山。
なんて偉大な牙。まさにセイウチそっくりの山。
自然を有効活用しています。

もちろんオットセイのショーもありますよ。
目新しさはありません。

ああ、熊!

ごみを投げつけている中国人!
と思ったら、餌を売ってました。それを待っている熊。
人間と動物のふれあいの時間です。

ここには魚以外にもたくさんの動物たちがいます。
これはオオカミ。なんて美しいんでしょう。

ペンギンはいつ見ても人間みたい。

飼育員さんがどかそうとすると、面倒くさそうにのしのし場所を変えてまた佇みます。

でも水に入っているときは、ペンギンが鳥だったことを思い出します。
海の中を気持ちよさそうに飛ぶペンギンさん。

ようやく、ジンベイザメに近づいてきました。
さすが中国の技術はすごい!
ジンベイザメのはく製を立ててしまいました。
それにしても大きなジンベイザメです。

あそこの建物は寒そうです。
冷えてしまって、氷の結晶が壁についています。
ここは極暑の中国。そこにこんな寒い建物を作る中国の技術に圧巻です。

この建物ではベルーガのショーをやっています。

ベルーガと人が心を通わす癒しの空間。

仲良しになったベルーガさんが人を乗せて運んでくれます。

それにしても、ジンベイザメのはく製が気になって後ろを振り返ってしまいますね。

もちろん大きいものだけじゃない!
ちゃんと水族館もありますよ。
身の毛もよだつ魚たち。
いつか全身が出てこないかな。

そして海洋王国最大の目玉!
世界最大の水槽のお出ましです。
見てください。この人、人、人!
魚より人の方が多いです。

水槽の中にはジンベイザメがうようよ泳いでいます。

優雅なジンベイザメ。
彼もまたいつかは、はく製になるのでしょうか。

海洋王国からはあの常寒のホテルも見えます。
いつか泊まってみたいですね。

あ、マナティの死体!

もう自然に還ろうとしています。
一部は草が生え始めていますね。

忘れてはいけません。もちろんイルカもいますよー。
コンセプトはハワイです。

夢のような時間が過ぎて、気づけば夜。
クラゲたちの時間です。
一日の終わりには盛大なショーがあります。
でも、日帰りの海洋王国訪問。
シンデレラは一足先に帰らなければなりません。とほほ。
また帰ってくるよ。
海洋王国にはフェリーチケット付きのセットをツアー会社で買いました。
一人800HKD(11000円くらい)でした。


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