Ho Ho Hostel

僕は香港で、家無し生活をしていた時期がある。

定住する家を持たずに、色んなゲストハウスを転々として1年以上過ごした。

日々、違った香港の姿を見たかったし、いろんな人と出会いたかったので、敢えてそういう生活をした。

その期間は僕の人生の中でも最高の一年になった。

もう至るところのゲストハウスに泊まった。

なので香港のゲストハウス(安宿)には一番詳しいという自負がある。

その香港放浪生活で一番初めに泊まったのがこのホステル。

 

やっぱり一番初めはドキドキしていた。

香港には長いこと住んでいたけど、

ゲストハウスに宿泊した機会なんて無い。

香港は家賃世界一であり、いいホテルでも日本並みに客室は小さい。

ゲストハウスの安宿なんかに泊まろうものなら、どれだけ劣悪な環境で、

狭い部屋に寝かされるのだろう。

どんな人が滞在しているんだろう。。

漠然とした恐怖心があった。

 

Ho Ho Hostelは予約サイトで値段も手頃だし、キレイそうだった。

立地も良い。

そんなゲストハウス初心者の僕に選ばれた宿。

 

宿を選ぶ上で、個人的にいくつか重要な点がある。

  • 荷物の保管
  • チェックイン、チェックアウト時間

 

荷物保管

香港のゲストハウスではチェックイン前、チェックアウト後の荷物保管は有料であることが多い。

仕事をしている僕は重い荷物を持って移動することは難しいので、

必然的に荷物を宿に置いておく必要がでてくる。

併せると宿泊料金が高くなる場合があるので注意。

 

チェックイン・アウト時間

香港は地代も高ければ、人件費も決して安くはない。

ゲストハウスは儲かる商売ではない。

人件費を極力減らすために、大抵の宿はフロントの営業時間に制限がある。

24時間チェックインできるわけではない。

仕事で遅くなる日などは、チェックイン時間までに帰れなかった場合、悲劇だ。

チェックインの終わりが何時かは調べておくべき。

逆に、チェックアウトは融通が効くことも多い。料金を先に払っておけば、鍵をフロントに置いて出ていくことも可能なケースが多い。

 

フロント

 

セルフチェックインの指示

 

荷物預かり料は一個あたり30HKD

 

共有スペースは狭い

 

窓からの景色。ジョーダンにあるので立地は良い。

ジョーダンは近くに深夜特急でも有名な廟街があり、雑多な雰囲気でバックパッカーは好きだと思う。香港の中心にあるので、観光にも仕事にもアクセスは良い。

香港人女性にはジョーダンを歩くことを少し怖がる人もいるけど、治安は全く問題ない。

ベッド

三段ベッドの一つが自分のパーソナルスペースになる。

ベッドに座ることもできない狭い空間。

日本だと宿泊業法的にベッドスペースに高さ制限があるので余裕でアウトである。

宿泊費は一泊150HKD程度であった。

この値段は、香港では結構安いほうである。

香港人の女性スタッフが対応してくれて、清潔感はあった。

フロントデスクは24時間ではなく、だいたい9時頃出勤。

総合得点
立地条件
施設充実度
清潔度
サービス
コスパ

総合特典は3。

特に何も取り柄が無いし、狭いけど、泊まって不快ではない。

立地は良い。

敢えてここを選ぶ理由はあまり無いかもしれない。

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