香港にあるほとんどのゲストハウスを渡り歩いてきた僕が選ぶNo。2!
このホテルは、数年前にリニューアルオープンした。
名前はCommuneとなっている。
ホテルを改装して、シェアハウスみたいな感じにしている。
どっちかというとシェアハウスがメインで、
空いているベッドをドミトリーとしても貸し出しているというスタイル。
住環境が劣悪な香港では、こうしたシェアハウススタイルが今後増えていくと思われる。
メインがシェアハウスなので、住む人がいっぱいになってしまうと、短期滞在の利用は今後難しくなるかもしれない。
何しろここの環境は最高すぎるから。
僕が調べた頃は1ヶ月7000HKD程度で3人1室の1つを借りることができた。
宿泊は1泊300HKD程度。安いときには250HKDくらいで予約することもある。そういうときは即予約。
場所は結構外れたところにあってアクセスはあんまり良くない。
赤ラインの終点 Tsuen Wan駅か、Tsuen Wan West駅からシャトルバスが出ている。
シャトルバスのおかげでホテルにチェックインした後も、街中にでることができる。初めはバス停探しにドキドキするけど、慣れると大丈夫。
Tsuen Wan駅からTuen Mun駅に至る海岸線沿いの辺鄙なところにこのホテルある。あまりにも辺鄙だからこそ、この値段でこの充実度という奇跡が達成された。
まず特筆すべきは、プール!
サウナ!!
ジム!!!
設備は、ちゃんとしたホテルのそれと変わらない。
洗濯機、乾燥機、
アイロン台も完備
ホテルにはレストランもある。
外にはくつろげるスペースも
ちょっとしたデスク作業はフロントロビーのソファーでもできる。
香港にいながらワーケーションを楽しんだ気になれるのがこの場所のいいところ。
エレベーター脇にあるフレッシュオレンジジュースの自販機が好きで、よく使った。
部屋に向かう廊下はホテル。
じゃあ、肝心のベッドはというとこんな感じ。
ベッドだけじゃなくて、デスクが付いている。これが、仕事をする僕にはめちゃめちゃ有り難い。ノマドワーカーは落ち着いて仕事のできる環境を探して回遊しているのだから。
おしゃれな天井
引き出しにはタオルがあるのも嬉しい。
ただ、長期滞在者の住人と一緒になることを覚悟する必要あり。。。
長く住んでいる人のスペースはだいたいこんな感じになる。
部屋中央には冷蔵庫
他人の私物。
部屋にキッチンが付いているのも感激。
ただ、他の住人が料理するとめちゃめちゃ臭い。
部屋のバスルーム。
掃除も定期的に入っているはずなので、掃除してもらえるホテルに滞在できるというのはシングルなおっさんにはとても居心地のいい場所に違いない。
ただ、シェアハウスのなので、居心地の良さは同居人の民度に大きく左右される。
ある時の部屋は中央のテーブルが完全に私物で専有されていた。
そういうデメリットを乗り越えるには、自分がそっち側になるのが一番。
だから、ここは長期滞在するときに選びたい場所なのである。
総合得点 | |
立地条件 | |
施設充実度 | |
清潔度 | |
サービス | |
コスパ |
高級ホテル並の設備に、シェアハウス。
という面白い組み合わせが実現された場所がここ。
僕の知る限り香港では唯一無二であり、
シングルの図々しいおっさんが家賃を抑えて生活するには最高すぎる環境と言わざるを得ない。
だからこそ、ここの知名度が上がるに連れ入居者は増え、価格も高くなっていくと思う。
多分、住所登録もさせてくれるんじゃないかと思う。
フラフラ根無し草で、家を借りたくもないけど、
1ヶ月以上という単位でどっかに住みたいといった時に、
ぜひとも住処にしたい場所です。