香港人で日本語をしゃべれる人はだいたいアニメかゲームオタク。
そう言っていた香港人がいたけど、あながち間違いじゃないと思う。
香港にはC3という日本のアニメとマンガのイベントが年に一回ある。
C3 in Hong Kong 2015
日本のアニメや漫画は今やあまりにも世界的に知名度が高いので、
かつてはスポーツの話題がビジネス共通の会話だった時代もあるだろけど、
サブカルチャーが結構なインターナショナルコミュニケーションツールになっていることを実感する。
日本といったらまず第一にアニメ、漫画の話になることが多くて、
そして相手が知っている作品を自分が知らないことは若干恥ずかしさを覚えることすらある。
僕が話しているのは、歴史とか文化、風習のことじゃない。
サブカルチャーだ。
サブカルチャーが歴史とか文化を凌駕しつつある。
というわけで、C3イベントに行き熱狂っぷりを見てきた。
まず初めに驚くのがどこから湧いて出てきたか、コスプレの多さ。
入ってびっくり、、。センターはガンダムと妖怪ウォッチ
そしてあふれんばかりの人
ウルトラマンショーにこの人だかり
デュラララもあります。
熱きカードバトルを繰り広げる戦士たち。
湘北の中になぜかブルースリー。これ欲しかったやつ。。
やっぱりガンダムは人気です。
香港人の友達が妖怪ウォッチのマーケティングしてるから来たのに、風邪で休み。
ワンピースはもはや定番だね。
ウルトラマンはやっぱりそんなに人気ない。
そしてコスプレする男子、女子の群れ。
どうしてコスプレをするんだろう。やっぱりその世界の登場人物になりきって、
みんなに写真を撮ってもらうのが気持ちいいんだろうな。
たぶん、コスプレっていうのは一人では成立しない。
カメラを向けてくれるキモイおっさんたちも含めてコスプレ。
そう、僕たちは一緒に作品を作り上げている。
どちらかが欠けてもいけない。
もっとも、コスプレっ子がいなければ世界は存在しえないのだが。
剣で切られてもいいですか?
でも平均はこんな感じ。
香港。もはや、ここは日本の一部と言ってもいいかもしれない。
そのくらい日本人にとっては身近なマーケットだし、
このマーケットを抜きにしてマーケティングを考えるのはあり得ないだろう。
とりあえず、コスプレをしていない僕は、ただの傍観者でしかなかった。
むしろコスプレをしていないことに疎外感を感じるレベル。
ハロウィン的な。
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