福建 土楼への旅 17 最終日

深センへの帰りの手段は既に確保してあった。
12時18分龍岩発、深セン北駅行き。
この中国新幹線に乗れば、ほんの4時間程度で一気に深センまで戻ることができる。
価格も172元。
行きのバスは9時間半かかって、価格は230元だった。
どう考えても電車のほうが良いに決まっているんだけど、
問題は、すぐに座席が売り切れになっていまうので、
席の確保が難しいことだ。
この帰りの電車チケットだけは香港にいるときに買っておいた。
そのときの記事はこちら↓
中国旅 土楼への道 ②

時間にまだ余裕があるので、OLD TREE CAFEに朝食を食べに行くことにした。
昨日、女の子達が9時開店だと言っていたのに、到着してみると真っ暗。開店する気配は全く無い。
仕方ないので、広告看板のでていた3階のネットカフェに行ってみた。
入ってびっくり。
10年前、ネットカフェというのは薄暗い中にパソコンの画面だけが光っていて、汚くて、タバコの煙がモクモクで、怪しい雰囲気の場所だった。
それが、この空間はどういうことだろう。僕は、その奇麗さにむしろたじろいだ。これが中国の発展。。

ここでは、店長さんがアルバイト君たちを並べて、朝のミーティングの真っ最中だった。
ネットカフェのアルバイト店員に、特別な心構えも技術も必要あるとは思えないのだが、
店長さんは熱心に何かを話しかけている。一方で、アルバイト君たちの集中力はどうみても散漫だ。
忙しいところに来てしまって気後れしたけど、店長さんはニコニコ僕を席を案内してくれた。
これが、料金システム。
いくつか席のレベルがあるみたいだけど、どれも1時間100円以下。安いのは昔から変わらない。
飲み物とかは料金には含まれてない。

店長「日本人が来てくれて嬉しいから、これはサービスです」
店長さんがわざわざカフェラテを持ってきてくれた。
わざわざこの街のネットカフェにくる外国人なんてほとんどいないんだろう。
下の店が開くまでの時間つぶしに来ただけだったので、若干心苦しかったけど、
こうやってもてなしてくれるのは素直に嬉しかった。
しかしネットが使えても中国ではグーグルに始まり、フェイスブックも禁止されていて使えない。
やることがない。
1時間ほどゆっくりさせてもらって、退店した。

OLD TREE CAFEであまりおいしくない朝食を食べ、ホテルをチェックアウトし、そのへんのバイタクのおっちゃんを捕まえて、
龍岩駅まで連れて行ってもらう。
そこは、思ったよりも立派な駅だった。

D2351便 12時18分龍岩発 深セン北駅行はしっかり表示されている。

びっくりするほど、時間通りに出発した中国新幹線は、あっという間に僕を深セン北駅に送り返してくれた。

初めて訪れたけれど、この深セン北駅が深センにおける中国新幹線の発着駅らしい。でかい。

深セン北駅は、香港との国境から結構遠い。

時間があったので、羅湖の羅湖商業場を訪れていた。ここで映画DVDが安く手に入ると聞いていたからだ。
しかし、どこを歩いてもDVDのDの字も無い。
調べて知ったのだが、そこで売られているのは全て違法コピーのDVDばかり。
さすがの中国も表立ってそういったDVDを売ることはできないらしい。
その辺に突っ立っていると、おっさんがDVD買うか?と声をかけてきて、外見みやげ物屋の裏につれてかれて、
メニューを見せられる。そのなかから好みのタイトルを選ぶと、すぐその場でパソコンからDVDに焼いてくれるシステム。
法を犯してまで欲しいものでは無いので、結局、DVDは買わずに帰港することにした。

これで、福建 土楼への5泊6日の旅はおわり。
土楼に泊まるという目的も達成し、無事予定どおり帰ってこれた。今回の旅も成功といっていいかな。
僕の旅欲も満たされた。
次、もしまた旅への情熱がムクムク沸いてきたら、行きたい所は決まっている。
「かつて租界時代の出島、アモイのコロンス島」
もしくは
「中国のハワイ、海南島の三亜」
いずれにせよ、また中国を旅したい。できたら陸路で。


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