香港に旅行に来た人がほぼ行くことはないであろう、香港湿地公園に行ってきました。
でも、ここは個人的に一見の価値ありと思われます。
僕が旅行者なら2泊3日の旅行では絶対に旅程に入れないけど、
4泊5日くらいあれば、天気が良い日に行きたいですね。
なので、3回にわたって紹介します。
香港湿地公園は、中国との国境付近の辺鄙なところにあります。
香港人からしたら随分遠いところです。
でも行き方は意外と簡単。
MTR港島線「金鐘(Admiralty)」駅B出口から967番天水圍(北)行きバスに乗ることで、
公園入り口まで一本で行けます。
ただ、終点ではないので、降りるところをミスらないようにしたいです。
バスからの景色も、普段あまり見ないので結構楽しい。
これは香港のコンテナターミナル。
キリンみたいな設備の首が曲がっているということは、コンテナ積み下ろしの作業をしているということ。
人目でその日はどのくらい忙しいかがわかります。
物流ハブである香港にはものが沢山集まってきます。
1時間もかからず湿地公園に到着です。
チケット代は一人30HKD程度。家族連れのお出かけに最適ですね。
ここは湿地公園の入り口。
基本、湿地にいるのは鳥たちです。こういうサギみたいな鳥が沢山います。
最大限バードウォッチングを楽しむためには双眼鏡が必須です。
朝早くから出てきたから、園内を回るまえに腹ごしらえしたいところ。
湿地公園にあるレストランは、おなじみファストフードのCafe de Coral一本。
普段はあまり食べたいと思いませんが、それしかないんで食べます。
だけど、店内自体は、池を見ながら食事ができて雰囲気が良いです。
家族連れで来ているかたが多いので、子供たちの泣き叫びがうるさいので、優雅な気分に浸るのは難しいです。
まさにCafe de Coralな朝食。
こういう だまし絵的なもの写真好きの香港人は好きですね。
入り口の本館出たところすぐには本物のワニも展示されてます。
香港湿地公園の全体像マップ。
このあたりは自然保護区になってますが、その一部が公園として公開されています。
公開されているのは赤で囲まれたほんの一部だけ。
一応、香港にも自然があり、その自然を大切に守ろうとしているわけです。
緑に囲まれた中を歩くのは気持ちいいですね。
公園内は植物が生い茂ってます。
さて、いよいよ中に入っていきましょう。
歩きながら、自然の中に設置されたしょうもない展示物をみることができます。
これは教育目的なんでしょう。
例えばこれ。
石の上に小さく、脱皮中のトンボの展示物がちょこんと置かれています。
本物を見る機会の無い香港の子供たちはちょっとかわいそうですね。
ここにも展示物があります。
このカメみたいなやつです。
自然の中で人工物を見なければならない矛盾。
もちろん池の中には本物の魚もいます。
湿地の上に渡された遊歩道。
ここにはカニやイモリもいるみたい。イモリは見つけられなかったなあ。
あ!
また微妙な展示物!池の中の生き物をねらうキングフィッシャー。
公園自体は広々としてて、歩くのがとてもすがすがしい。
少し、はるかな尾瀬を思い出しました。