アモイ旅行 16 南普陀寺に行く

どこにいるかより何をするかのほうが大切。

旅も5日になって、正直やることが無くなってきた。
そういう時はお寺に行くのが一番。
アモイの南普陀寺は1000年以上の歴史がある由緒正しい寺で、沢山の僧侶を排出してきたらしい。
そもそも中国にある仏教寺院というのも興味深い。中国では仏教はマイナーな宗教のはず。
しかし境内には沢山の人達。


ここは結構広い。



熱心にお祈りしている人達もたくさんいる。

亀。どうして亀は重なりたがるんだろう。







この龍の魚みたいなやつ。存在理由を知りたい。


中国っぽい看板。痰を吐かないでね。

中国は好きだ。
でも、屋外にいても、屋内にいても、電車に乗ってても、レストランに居ても、いたるとこで、
「んがぁーーー」
と痰を喉から掻き出す音がする、
これだけはホントに止めてほしい。
「んごがぁーーーー」の後に続く音は決まっている。
「べっ」という痰をぶちまける音。
その、必ず後に続く音を待つ緊張感。
それが自分に被害を及ぼさないことを祈る緊迫感。
たまらなく嫌だ。
どうして、中国人はこんな不快な技を習慣化してしまったんだろう。
じじ、ばばも、おっさんも若い女性もみんな、「がーーー、、、、、べっ」
そんなことをしなくても人は生きていけるのです。
これは確実に、親から子へと行為を真似ることで連綿と引き継がれている習慣。
そして不思議なことにそんな周りの人間を見ていると何となく、
自分も喉がつっかえたような気がしてきて、同じことをしたくなる伝播性がある。
この「ごがーーーーー、、、、ぶべっ」が無ければ中国はもっとずっと良い国なのに残念だ。

そもそも寺とは敬虔にお祈りするところで、退屈なもの。
でも寺に来ているやつの大半はそんな信心深くない。
直ぐ、遊びを見つけようとする。
これは、文字の中にコインを入れる遊び。たぶん、入れられたら成功でご利益があるというルール。

これは池の上の石にコインを載せる遊び。載せられたらご利益があるというルール。


沢山の仏が安置されてる。

寺の裏山はハイキングコースになっている。





これが有名な佛の字。きんぴかで確かに綺麗。

ここまで登ってきたら一応ゴール。
観光客は下っていく。
でもこの上にもハイキングコースは続いていて、山登りを楽しむことができる。

山登りする気力の無い僕らは、ここで満足して下山することにした。
結局、南普陀寺とは何だったんだろう。


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