ワンチャイの街角には改めて目を凝らしてみるとローカルな店が沢山ある。
人間は、見たいものだけを見るとはよく言ったもの。
普段、こういう店は選択肢の片隅にもないから、目に留まることはない。
しかし、今日の僕は急いでいた。
だけど、猛烈に腹が減っていた。
レストランとか入っている暇ない。
でも何か食いたい。
そんな時、、新たな世界が目の前に登場したのだ。
ワンタンメンの出てくるスピードはピカイチ、ということだけは直感的にわかる。
気づいたら信じられないことに、僕は中に入っていた。
こういうところで、まず英語は期待できない。そもそもローカルしかこういう店には入らないから、店員も英語を想定していない。
しかし、こちとら香港何年住んでるのか。
未だに広東語は何もわからんけど、いい加減漢字は何となくわかるようになってきた。
牛、牛、牛、牛、牛!
とにかく牛ってことだろ!
頼んで出てきたのはこちら。 牛見当たらない!
旨い、旨い、くそ旨かった。
なぜ、僕はこんな旨いものを食べずに生きてきたのか。
黒いのは海苔。団子はつみれだったり、牛肉丸だったり、魚肉だったり色々。
そして価格は30HKD(450円)これは香港では激安の部類。
いつものランチの三分の一のお値段。
一つの真実。旨いか不味いかはいくら金を払ったかとはあまり相関関係がない。
多分関係あるのは雰囲気。
興記雲吞麵 – Openrice