観光地ってパンフレットで観ると素晴らしい。
だけど、実際にその場所にいると、見えるのは人の群れだけだったりする。
ここ、赤坎も同じ。
僕は知らなかったけど、やっぱりそれなりに有名なとこらしく、観光客が沢山いた。
どこで撮っても必ず中国人が写り込んでくるので、お洒落な写真なんかまず撮れない。
だから赤坎に滞在するのには価値があるのかも。
朝、まだ誰も観光客が来ていない時間。ゆっくりと、思う存分写真を撮ることができる。
といっても思う存分写真を撮る写真家が陣取って、
しかもこういう人はなかなか動かないので、結局かなり邪魔だったりする。
やっぱり、赤坎は人がいないほうが趣がある。ジレンマですね。
この趣のありすぎる小舟は、観光のために設置されたのだろうか。それとも純粋に必要だからここにあるのだろうか。
人の流れについていく。
そうすると、市場にたどり着いた。
亀も売られている。これは捌けないよ。
僕はこういう市場の雰囲気が大好きだ。
その土地の生活のリアルを知ることができるから。
道をふらふら歩いていると、何やら熱心に本を眺めるおっさんたち。
やっぱり、ギャンブルだね。
まだ開発されていない赤坎だけど、いくつかカフェとかバーがある。だから、夜もあんまり退屈しない。
僕の泊まっているゲストハウスの下がそもそもバーだ。
近くのお洒落風なお店に入ってみた。
普通にちゃんとしたカフェでびっくり。
ついつい、長居しちゃってお替わり。
んで、バーで兄ちゃんと世間話少ししながらビールを飲む。
赤坎は居心地がすごくいい。まあ、退屈せずにいられるのはせいぜい3日くらいだろうけれど。