宿にチェックインした僕らは、深夜バスのおかげでもう若干疲れてたけど、気力を振り絞って散策することにした。
お寺。
遠くに山。
なんとなくマカオっぽい。
彷徨っているとめちゃめちゃ繁華街に出た。
僕が上陸したのは北側。
そこから南下して宿までたどり着いたルートはコロンス島の中でもとりわけ静かな場所だったらしい。
大抵の観光客が入ってくるのは東側のふ頭。
その周辺にはたくさんのお店があって、賑わっていた。
商店街?もいい雰囲気。
古めかしい建物がお洒落。映画のセットみたい。
さすがマック。ここにもありましたか。
ここが東側のメインのふ頭。
この辺にある数少ない大きめのホテル。
出ました。ケンタッキー。
こんなショッピングモール的な場所もある。
だけど、ここはほとんどホテル。
コロンス島には静かに飲めるバーがほとんどないので、滞在中はここのバーにお世話になります。
僕は期待していた。コロンス島は西洋の島。
きっと、いや、必ずそこでは西洋料理が食べれるし、お洒落なカフェとかもたくさんあるし、
ヨーロッパ風の素敵な週末みたいな一日が過ごせるに決まってる。
そう信じ切っていたので、迷わず向かったのはメインふ頭の近くにあったイタリアン。Papa John’s。
カルボナーラ♬
ピザ♬
期待値の10%のお味でした♬
コロンス島にもマーケットがある。ぼくが見つけたのはこの一か所だけ。
たぶんこの小さな島には一か所だけだよね。
カニ。
イタリアンでは失敗したけど、カフェ。カフェで挽回しよう。
目を皿のようにして探せば、お洒落そうなカフェがいくつかある。
いくつかあるだけで、中国では素晴らしいこと。
散策していると日光岩という岩山を見つける。
コロンス島で一番高い場所。
どうやら観光客はみなここを目指すらしい。
”不登日光岩 不算到厦門” ようはここに登んなきゃ、アモイに着たと言っちゃいけないとのこと。
そのすぐ近くに旅館兼カフェを見つける。
人気はないけど、まあまあ居心地がよさそう。
中国には、暖房という習慣が無いのだろうか。
どこでも暖房がついていない。ちょっと寒い。
なのでミルクティーを頼んだ。クソまず過ぎて二口飲むのが限界だった。
そこで疑念は確信に変わった。
コロンス島の洋食、カフェは中国田舎町レベル。
不幸になりたくなかったら、絶対に手を出してはいけない。
おそらく、コロンス島で一番うまいコーヒーは、マックのコーヒーだ。