香港グルメ ローカル飲茶のテッパン  蓮香樓 Lin Heung Tea House

ryon hin rau
さあて、友人が日本から遊びに来たとき、どこに連れてってあげよう。
飲茶なら答えは決まってる。
蓮香樓 Lin Heung Tea House
しかないでしょう。
ここはセントラルと上環の間にありアクセスも抜群。
スーパーローカルな飲茶の定番だ。
ここに初めて連れてこられた友人は大抵5回くらいは度肝を抜かす。
1.まず、店内の異様な混雑と熱気。
ryon hin rau 2
普通に初めてここを訪れたら、うわー、、やめとこうかな、、と後ずさりするレベル
そして2、全く席に案内されないことで自信を喪失する。
ここの席は椅子取りゲームよろしく、完全競争性だ。
何人か虎視眈々と空く席を狙ってる香港ローカルに混じって、まずは席を確保することに全力を尽くさなければならない。
続いて3、完全相席性。
この文化がない日本人にとってこれはかなりの異文化体験になる。
さらに席についてもどうしていいかわからない。
英語がほとんど通じないことにもノックアウト。
4.しかも香港ローカルたちはお茶を使って、食器やらを食事の前にテーブルで洗ってる。
この作法が意味不明で肩身の狭さを乗り越えなければならない。
大抵隣の香港人が親切に教えてくれて、地元民の優しさに触れられる貴重な思い出の一ページとなる。
さらにさらに注文は口頭でもできるが、当然そんなことはできず(僕も未だにできないw)
5.飲茶はカートから運ばれてきたやつを争奪戦だ。
今か今かと待っていた人たちがカートに群がって奪い合い。
この競争にかって、飲茶を確保し、伝票にハンコを押してもらわなければ食い物にありつけない。
そういえばこのまえ行ったときは日本人女子3人組と相席になって、
彼女たちが大興奮していて少々失笑した。
こんなに食べるために必死になったことは人生初めて!
私こういうのダイスキッ!
ただ、食堂に来て、できあがってる飲茶を取ってきて食うだけで、何のサバイバルでもないわけだが、
それですら簡単に食にありつける環境で育ってきた日本人には感動ものらしい。
6.衝撃が6つ目になってしまったが、その見た目のグロさと引き換えに味のおいしさにまた度肝を抜かれる。
ここの飲茶は大体すべて同じ味をしているから何個か食べるとすぐ飽きるわけだが、
初めて食ったときは感動ものだ。
感動7.一人100HKDもいかないくらい安くて懐にもめっぽう優しい。
友達に奢ってあげようとおもったときは最適だ♪
そんなこんなでこの店には大変世話になっているし、良い店なので引き続きそのよさを維持していってほしいと
ただただ願うばかりです。
香港で飲茶が食べたくなったら高級レストランに行くのもいいけど、
是非ローカルもお試しあれ!
ぜったい味はこっちのほうが美味しいし、思い出に残ります。
観光客にも有名な店らしくカートが出てくるとバシャバシャ写真をとってる欧米人もいるので、
割とそういうのを見ると安心します。
日本人女性の旅行者には俄然人気が高いらしく、大抵いくとキャーキャー言ってる人をみかけます。
まあ、香港自体が女性の旅行者が多いのでここだけのことでは無いのかもしれませんが。
とりあえず困ったら、鳥の足を食べてみよう。


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