香港に住むなら週末旅行は深セン!?
なんたって新鮮!
香港とはまた違うPM2.5の空気が吸えるからね。
友人と2人で憧れの地、深セン1泊2日の旅に繰り出した。
普通、深センに行くなら鉄道でいく。
ホンハム駅からは電車内で通関もできる高速鉄道も走っているらしい。
僕は使ったことがない。
MTRを使っても香港市街から1時間かからない。
運賃は片道50HKDくらい。
だけど、あえてここは新鮮さを満喫するために、香港島はセントラルマカオフェリーターミナルからフェリーで行くことにした。
マカオフェリーターミナルはその名のとおりマカオと行き来することがメインのターミナルだが、
中国本土とを結ぶ便もこっそり何便かでているのだ。
深センの西の外れに着くし、便数は少ないし、料金はエコノミーでも110HKDかかるしで、全然旨味は無い。
あるのは新鮮さ!とフェリーで行くという少しばかりのワクワク感。
実際に乗客は極めて少なかった。
そして席に座って深センまでいけるというメリットもあった。
これ結構重要。
さらに、そんな乗客数だからイミグレが超スムージー!
1時間も乗ってればついてしまうし、
タイミングを間違えるとMTRでいく羅湖駅のイミグレでは1時間も待たされることがあるので、
実はこっちのほうが早い可能性もある。
つくのは蛇口というフェリーターミナルだ。
地下鉄も既に開通しているので都心部へのアクセスも悪くない、
しかし旅行者ということで、無駄にタクシーに乗った。
目指すは、深センの秋葉原、華強北。
前にブログでも書いてたけど、行きたかったところNo1。
勇みこんで華強路という華強北の最寄地下鉄駅まで行ってみるものの、
どうして、事前準備が無さすぎてどこにいけばいいかわからない。
とりあえず雨も降ってきたので近くにあったびるに入ってみた。
名前からしてここっぽい。電子世界に僕らは誘われる。
ワンブースの店がひしめいている。
それぞれがそれぞれ、特定パーツの専門店のようだ。
CPUとかメモリとかHDDとかそういうんじゃなく、基盤の一つ一つのパーツが売られている。
冷却器専門店とか、ケーブル専門店とか、
もはや、完全に個人レベルを超えていた。
ここは業者専門だよね、、、?こんなとこばっかりだと困るんだけど。
ここなら全てのパーツ一つ一つからパソコンが組み立てられそうだ。
中古のものも多い。
中にはちゃんとパソコンやタブレットの形で売っている店もあるものの、
完全に少数派。
そして、そんなに安くなさそうに見えた。
なにより中古品ばっかりで胡散臭すぎる。
好きな人にはたまらなく好きだろう。
歩いて眺めているだけで、普段見ないパソコンの中をみれるので結構楽しい。
こんな感じでパーツが売られている。
そこそこ楽しんだけど、さすがにこのビルだけじゃないだろうと思って曲がってみたら、
華強北路にあっけなくたどり着いた。
ぼくらが一時間以上歩いてみて回った建物は華強北の入り口の一ビルに過ぎなかった。
同じような巨大なビルが何軒も1kmに亘って続いていたのだ。
肝心の道は工事中。
もちろん、個人向けの商店がたくさん入っているビルも直ぐ近くにあった。
有名どころのブランド物は大して安くない。
ここで買うなら絶対、山寨(shanzhai)だ。
別に買いたいものも無かったのだけど、友人がタブレットをほしいというので観て回ることにした。
品はピンからキリまで。
ちゃちい外観のものから、ほとんどIpadやらと見分けのつかないものまで様々だ。
同じものにしか見えないのに、違うブランド名がついていたりする。
いくつか山寨(shanzhai)の中でもメジャーどころがあるらしい。
名前はわすれた。
iOSを搭載していてIpadでないものがたくさんあった。
また独自のOSを組み込んでいるものもある。
友人いわく、パクリ商品はアップデートに対応できないから買わないほうがいいと薦められた。
なのでアンドロイドを搭載しているのがいいのだと。
値段は、機能に見合ってわかりやすく比例していた。
もちろん店によってかなり値段が違うので歩いていくつか回って、相場を知る必要がある。
ただ、同じタブレットを見つけるのはそんなに楽じゃない。
全く同じとおもっても違うものが結構あるのだ。
友人いわく山寨(shanzhai)は同じスペックのブランド物に比べ価格が3分の1から半額だという。
技術を盗んで開発費をかけていないから、そんな価格が可能になるに違いないが、
消費者の側からしたらスペックがほとんど同じなら多少デザインがしょぼくても全然良い。
Ipadとかサムスンとかブランド名はいらない。
昔はもっと安かったのかもしれないけど、今は中国製品も成長してブランド化し始めているから
それなりの値段がするわけだ。
僕は全然いらなかったけど、まあせっかく来たのだから買ってかえるかと思って、
いまさらながら人生初のタブレットを手に入れた。
友人と全く同じものをかった。
Soulycinとかいう中国ブランドのS79という機種。8インチタブレット。
電源をつけるとデフォルトでおっさんが笑いかけてくるのが中国らしい。
ここはかわいい女の子にしてよ。
ネットで探したら載ってた。
ここを参照 Soulycin S79 Quad Core Tablet
実勢価格は133USD。
僕は630RMBで買ったから10000円くらい。
いくつか回ってみて安かったみせだから華強北で買えば大体3000円くらいお得ということか。
別に華強北で買う必要ないかもねw
初めてのタブレットだし、動けば良いと思ってたけど、スペックをざっと調べて最新機種と比較してみた。
タブレットの比較
解像度は 1024 x 768pxなので若干しょぼいけど。でも僕には十分綺麗にみえる。
メモリは最新2G、これは1G.
CPUはよくわからないけど一応クアッドコアと謳われている。
容量は16GBしかない。
中国製で安っぽいからか、重さも334gとチープなくらい軽いのは魅力だ。
カメラの解像度も800万画素
じゃあ何か劣ってる点がないのかといえば、ある。
圧倒的に現行見劣りするのはバッテリー持ち時間が4時間しかないこと。
これはタブレットからしたら致命的に思えるww
ただ、最新スペックの実勢価格が40000円、同スペックで20000円はする中で、
半額程度で買えるなら全然お得なのではないでしょうか。
まあ考え方次第ですね。
一応、ちゃんと一年間保障もついていたりする。
このタブレット君。持ち帰ってきてまだ全然使ってませんが、
これから不具合等モニタリングして何か起きたら報告したいと思います。
そんなこんなでお買い物もして、僕たちは寝床を求めて出発した。
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