同じプラス1なのに、1を2にするのは結構簡単。
0を1にするのが難しい。
一碗麺。そこは香港一高いと言われる麺屋です。
コスパが香港トップクラスに悪い店。
激マズなのに、一杯2000円クラスで平気で売られている牛肉麺。
今でも潰れていないのは香港七不思議のひとつにも数えられる。
一説によると、経営している人が有名人だとかそうじゃないとか。
真面目に推測するなら、この店があるワンチャイのスターストリートは、
結構家賃の高いオフィスビルが入っている地区なので、
地味にその辺で働いている人たちの給料は高く、あまり昼飯代がいくらかかるかとか頓着ない。
別に2000円で、不味くても近くにあれば食べちゃうエリート達が生きる世界にその麵屋は生息している。
基本この店の麺は全て不味い。
しかし、一つだけ食えるものがある。
それが1500円の担々麺。他の麺に比べると値段も安い。
これが、大して旨いわけでは決してないんだけど、
なんかピーナッツのような、酸っぱいようなしょっぱいような、結構病みつきになる味。
中に入っているチンゲン菜もシャキシャキしてて結構悪くない。
日によって、汁が濃かったり薄かったりする。
つまりスリルがトッピング。
濃い方がぜったいに旨い。
この担々麺を食べると僕は必ず腹を壊します。一蘭と同じ。
あー、この記事書いてたら何か無性に一碗麺行きたくなってしまった。
あ、僕もこの店を支えている一人だったんか。。。
オープンライスの評価もすこぶる悪し。
一般的な評判に従うなら、この店は行くべきではない。
しかし、だからこそ一度の出会いをお勧めします。
一碗麵 – Openrice