中国のハワイへ行く 2 大東湾には行く必要がない。


三亜初めての朝、Captain’s houseの屋上から。

早速街歩きに出かける。

近くにユースホステルがあった。


初めての三亜はひたすらローカルだった。この雰囲気、なんだろう。人を寄せ付けない感じ。
まず、ハワイとは程遠い。中国ですら無い。
一言でいうなら異様。どこだここ。

あ、富士山。なぜ。

マーケット。












Captain’s houseの周りは、ローカルすぎて、まず、汚い。うるさい。不快。ぶらぶら歩いていて楽しい場所ではなかった。
あまりにも、その場所に生きる人達の生きるためだけの場所。

宿に戻ってきたら、キャプテンさんが仕事してた。
ものすごく気さくな兄ちゃんで、チェックインしながら三亜のことを色々親切に説明してくれた。
この宿ではレンタルバイクもやっているとのこと。

免許も必要ないとのことで、早速借りたのがこの相棒パンダ。

電気スクーターに乗るのは初めて。中国では電気スクーターは結構メジャー。
一日のレンタル料は80元。もちろん電気スクーターだから燃料代も無し。
馬力はあまりないけど、40km/hくらいなら余裕で出る。
ものすごいリーズナブル♪
気さくな兄ちゃんとの交流とか、この安いレンタルスクーターとか、リゾートホテルでは絶対に手に入らない。
だから、こういうゲストハウスはいい。
足を手に入れた僕らは早速ツーリングへ。
この島ではヘルメットすら必要ない。これぞ島でのバカンス。
そして数分でCaptain’s houseから最も近い最初の海。大東湾に到着。


三亜の中でも最も古くから開発された湾だそう。

客引きがひどかった。

ビーチの周りには沢山レストランが並んでいる。こういう雰囲気、嫌いじゃない。

でもレストランはそんなに安くなかった。



さすがは古くからあるビーチ。全く洗練されていない。
せっかくなので、ビーチ沿いの比較的雰囲気が良さそうなレストランへ。普通に料金は日本並み。





頼んだものに感動なし。




こういうのがあるとやっぱり中国だって気がしてくるね。
でも、海とビーチって中国の僕のイメージと合わないので、なんか不思議な感じ。
やっぱり、中国のハワイだけあって、みんな開放的で南国なオーラを醸し出している。
そして見つけた。スキューバーダイビングショップ。

料金は、体験ダイビングで299元。だから5000円くらいか。

知ってるぜ、知ってるぜ。事前に予習済。この三亜のダイビングの悪名高さは。
まず、芋洗い状態で一人のインストラクターに対して沢山の客が一緒に潜らされる。
しかも、耳抜きの練習とかインストラクト一切なしに潜らされる。
初めてのダイバーたちは、耳抜きの恐ろしさを知らない。
耳が痛くていたくて、5分も持たずに上げてくれという。
それで、写真を撮るか撮らないかしないうちにすぐ浮上。
準備を整え、再度、トライ!と思いきや、もう終わり。
「お前が上げろといったんだろ、これで終わりだ」とここは率先してのインストラクター。
お客さんは耳が痛いのと、残念なので、涙。
僕はなんちゃってダイバーなので、三亜の海にも興味があったけど、
それ以上に不快な思いをしたくなかったので、今回はダイビングをするのはやめておいた。
中国人は海に出て来るのだけでも一大事で、海を初めて見る人もまだ多い。
ましてやウォータースポーツなんて珍しすぎて大興奮もの。
だから、いくら金をつんでもやる。
なので、三亜のウォータースポーツは、他よりも高い。
しかも適当なサービスでも客が集まるので、質が非常に悪い。
そのことを知っていたので、他のウォータースポーツもしないと決めていた。

砂浜で強く生きている草。
君だけが大東湾で僕を感動させてくれた。


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