深センスタイル ⑤ 深セン人の余暇の過ごし方

日本人は千差万別たくさんの趣味があり、休日の過ごし方があり、その生活は文化的に充実しているといって過言ではないでしょう。
ほかの国の人たちはどうやって休日を過ごしているのかな?
特に中国の人たちは何をしているんでしょう?
JETROのレポートから深センを勉強する会5回目。
今回のテーマは余暇の過ごし方。
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深センスタイル 余暇
安・近・短を地でいく
それが深セン人の休日の過ごし方らしい。
ちょっと休みが繋がろうものなら旅行にいかなきゃとソワソワしてしまう僕にはなんとも見習うべきところが多そうだ。
深センはやっぱり出稼ぎの街。
みんな働いて立身出世して将来金持ちになることを目指している。
だから目先の娯楽は捨てている。
春節と国慶節のゴールデンウェーク以外は近場の公園や山、海にいって過ごす程度。
文化もそれほど活発ではなく、ついた名前が深セン、文化大砂漠。
生きていくのって大変だなあ。
特に人がめちゃめちゃ多くて、競争の激しい中国ではなおさらだろう。
東京砂漠ってことばを聞いたことがあるけど、
深センも同様に大都会で、人と人とのつながりは希薄なようだ。
どこの世界でも大都市というのは寂しさの風が吹いているんだね。
ということで、深センの若者はあまり遊んだりせずに、週末もキャリアアップのため勉強と資格取得に勤しんでいるようだ。
アフター5や週末を利用して、MBAコースを学ぶ人が増えているというのにはいささか驚いた。
仕事と勉強で遊ぶ時間なんかなくたって、夢さえあれば生きていける。
そんな夢とは、家を買うこと、車をもつこととかだ。
北京大学や清華大学など有名大学の分校が深センに続々と進出しているのは面白い。
深センバーチャル大学園という大学と企業の連携を深めると同時に、人材育成も目座した機関もあるとのこと。
1999年設立以来10万人以上の学生がここで研究活動を行い、多くの研究成果を生み出しているそうだ。
こと学問に関してはさすが中国でも大都市のひとつであるだけあって、充実している。
海外のものをパクるだけではなく、いまや人材開発にも力を入れつつある中国。
国内の競争がめちゃめちゃ激しいから、一生懸命心血人生注いで勉強に仕事に全力投球している人たちがたくさんいる。
きっと、技術的にも日本が中国に追いつき追い越されるのはそう遠い未来ではないだろう。
日本は豊かになりすぎて、そういったハングリー精神は一部の人しか持たなくなってしまった。
それがいいか悪いかは別として、国力という面では大きくビハインドであることは間違いない。
うーん、これから日本が中国に勝てる気が全然しないんだよな。
僕も、とりあえず週末はネットサーフィンするのをやめて、
週末MBA取得でも目指したほうがいいかしら。


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