中国旅 世界遺産 丹霞山に行く 2

広く広く、世界を広げるのは終わり。深く深く、世界を掘り下げたい。

まずは1時間半かけて広州へ到着。

中国は荷物検査が面倒なので、一応、何度も検査をされるのをパスするための乗り換え通路がある。
ここから、目的地 韶関駅まではローカル列車で2時間。お値段500円くらいと格安。

そのT370はなんと大連行きだった。このまま乗っていけば、中国の北の果てまで行けるということ。すごいなー。
多分、数日間はかかるんじゃないだろうか。

他の車両は寝台車両ばかりだった。電車の周りはおしっこくさい。
電車はおしっこうんこ垂れ流しで突き進んでいるものと思われる。

ひたすら長い。

やはり、新幹線でなく、従来の列車のため、車両内の雰囲気はまるで違っていた。一気に発展途上国感満載。

車両から水がばっしゃばっしゃ出てるの、あれ、おしっこじゃないよね、、、? 何のために出ているのだろう。
おしっこを薄めるため?

電車は進んでいく。景色は綺麗だけど窓が汚い。

狭い社内には狭いイスが右側3列、左側3列。そして前の人とは向かい合い。
さらに電車には座席を持たずに乗ってくる者たちもいる。
その人たちが通路に突っ立っているから、非常に窮屈に感じる。
この状況だとおしっこに行くのは結構ハードルが高い。
中国人たちは席が空いていれば勝手に座る。
別に空いている間座っていてくれてもいいのだけど、
なんとなく、どいてくださいというネガティブな声かけをするのが億劫なのだ。
さらに子供を抱いたお母さんが座っていたりするとさらにタチが悪い。
でも座席付のやつだって100円、200円しか変わらないのだから、座席付のやつを買わないのが悪いのだ。
そう鬼の気持ちになってどかせる。でも、座ったあとは何となく気持ちが悪くなる。

そとを眺めると拡がる大自然。
香港からほんの数時間しか移動していないけど、こんなローカルな電車に揺られ、窓際で縮こまっていると、
ふと、自分がずっとずっと遠くに旅に来たような錯覚に陥る。
それは心地よい錯覚だった。

二時間の列車旅はあっという間に終わった。

韶関駅はこの寝台列車のほんの始まりの経由地でしかない。ここでもたくさんの人が押し合いへし合い乗っていく。

電車に乗って大連まで行く。なんとなくロマン溢れる感じがするけど、まあやりたくないかな。
二時間くらい旅気分に浸るので十分。


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