韶关(Shaoguan)旅 13 南華寺をぶらり


さあ、Shaoguanでちょっと暇を持て余した。どうする?

ベターに、Shaoguan近郊の見どころ、南華寺という寺に行くことにした。
ここもShaoguan東駅前の駐車場からバスが出ている。

バスはほどなくして出発。片道100円くらい。30、40分も揺られてウトウトしていると南華寺に着く。

辺りは寺だけがぽつんとあって、他に何も無いような街の外れだった。
入り口の右手に華やかな店がならんでいる。

見ると、お供えもの系の品々を売っているらしい。どうして、ここまで店構えが一緒かね。
中国に行くといつも思う。隣り合わせの店がだいたいほとんど同じで個性がない。
ここに中国のパクリ文化の縮図がある。
だけど、パクっただけの店が隣にできても、利益の横取りが生まれるだけ。
限られた需要を分け合うだけだから、行きつくところは生きるのにギリギリの薄利で、結局だれも儲からず、
最終的にみんなハッピーにならない。

誰かが儲かっていると、ずるいと思って同じことを始める。
みんなが始めると自分だけが損している気がして、自分も始める。
そういう感覚、すごくよくわかる。でも間違ってるんだよなー。
僕が脇を通り過ぎると、店のおばちゃんがこぞって出てきて売りつけにきた。
もはや店ごとの差別化はどれだけしつこく売りつけるかにしかない。
可愛そうなので、平等に線香だけ買ってあげた。そして、舌打ちされる。もっと買えよ、、と。
この線香は、寺の中ではタダで手に入ることを後で知った。
しかし、入り口から広いぞ、この寺。

ちゃっかり入場料は20RMB。400円。寺に入るのに入場料って、、。

なんかよくわかんないけど、ちっちゃい村くらいでかいっぽい。

ここは502年創建の古刹なのだ。


当初は宝林寺といったけど、968年に北宋の開祖趙匡胤(ちょうきょういん)が南華寺と名づけたらしい。

中国禅宗(南宗)の第六祖である慧能(えのう)は、この寺で説法を行い、
やがて弟子たちが禅宗を発展させたことから「南禅祖庭」とも称される。はい、地球の歩き方のコピペです。
ここの亀たちは、壁のぼりの修行に勤しんでいる。可愛いなー。

ん?

なんてことだ、、、、こいつ、、、明らかに、、死んでる、、、。

でかいのからちっちゃいのまでホント沢山の亀。

寺の中には、お店。商売商売。


このおばさんは賽銭を投げるための小銭を両替してくれる人。そんなビジネスって、、、。

つるつるのデブが祀られている。



境内には宝林門、天王宝殿、大雄宝殿、霊照宝塔などがある。
また、祖殿には慧能の即身仏があるが、これが現存するもので中国最古のミイラ。
はい、地球の歩き方のパクリ。
ミイラとか見れませんでした。

正直、寺ってのんびりするのにはいいけど、それ以上の意味が見いだせない。
これは、、、。


ちょっとすごい、、。


こいつって、他の寺でもみた。魚みたいな龍みたいなやつ。何者、、?


このレベルになるには、どれだけ禁欲して、清く正しくあらねばならないのであろうか?






これだけ広い敷地を歩いていたら、腹も減るわい。ベジタリアン料理の食堂があります。憎いね~。



肉っぽい料理もすべてベジタブル。憎いね~肉いね~。


奥には学校もあるらしい。

寮みたいな建物もあって、子供が住んでいる。

素晴らしく雰囲気のある学校。

きっと中は、古い書物がびっしり並んだりしているんだろう。
それを日々、一生けんめい学ぶ生徒たちがいるんだろう。

ちょっと中をチラリズムしてみた。


勉強してるのかね、、?


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